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2016-05-23 Mon 12:55
第4章 4:1わたしはまた、日の下に行われるすべてのしえたげを見た。 見よ、しえたげられる者の涙を。 彼らを慰める者はない。 しえたげる者の手には権力がある。 しかし彼らを慰める者はいない。 4:2それで、わたしはなお生きている生存者よりも、すでに死んだ死者を、さいわいな者と思った。 4:3しかし、この両者よりもさいわいなのは、まだ生れない者で、日の下に行われる悪しきわざを見ない者である。 4:4また、わたしはすべての労苦と、すべての巧みなわざを見たが、これは人が互にねたみあってなすものである。 これもまた空であって、風を捕えるようである。 4:5愚かなる者は手をつかねて、自分の肉を食う。 4:6片手に物を満たして平穏であるのは、両手に物を満たして労苦し、風を捕えるのにまさる。 4:7わたしはまた、日の下に空なる事のあるのを見た。 4:8ここに人がある。 ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。 それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。 また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。 これもまた空であって、苦しいわざである。 4:9ふたりはひとりにまさる。 彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。 4:10すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。 しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。 4:11またふたりが一緒に寝れば暖かである。 ひとりだけで、どうして暖かになり得ようか。 4:12人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであう。 三つよりの綱はたやすくは切れない。 4:13貧しくて賢いわらべは、老いて愚かで、もはや、いさめをいれることを知らない王にまさる。 4:14たとい、その王が獄屋から出て、王位についた者であっても、また自分の国に貧しく生れて王位についた者であっても、そうである。 4:15わたしは日の下に歩むすべての民が、かのわらべのように王に代って立つのを見た。 4:16すべての民は果てしがない。 彼はそのすべての民を導いた。 しかし後に来る者は彼を喜ばない。 たしかに、これもまた空であって、風を捕えるようである。 スポンサーサイト
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